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スルクフ〔フランス語の発音をカタカナ表記した場合に最も近いものは「スルクフ」とされるが、日本では“Surcouf”を英語流に発音した「シュルクーフ」と呼称/表記される場合も多い。 また「シ ェ ルクーフ」と表記されていることもあるが、これは仏語読みとしても英語読みとしても誤りである。〕(Croiseur sous-marin Surcouf:巡洋潜水艦 スルクフ)はフランス海軍が建造した大型潜水艦である。 艦名の由来は19世紀初頭の船乗り兼海賊ロベール・スルクフから。 == 概要 == スルクフは1926年度海軍計画により主に長期の通商破壊を任務とする艦として1隻のみ建造が開始され、1934年に竣工した。 本潜水艦の特徴は8インチ(20.3cm)砲を2門搭載したことである。1921年にワシントン海軍軍縮条約が定められた際の制限として、この砲は潜水艦が搭載できる対水上兵装の最大口径だった。潜水艦としては異例と言える3,300トンに及ぶ基準排水量は、日本海軍の伊四〇〇型潜水艦が登場するまでは世界最大であり、その巨体を生かした連続航行は90日と長期にわたる作戦行動が可能だった。 イギリス海軍にも本艦と同じコンセプトで建造された、13.2cm連装砲2基4門を持つ「X1」が存在する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スルクフ (潜水艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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